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2004/04/28 19:14 更新


CAC、クレスコ、住生コンピューターサービスがmySAP CRMを採用

SAPジャパンは、シーエーシー（CAC)、クレスコ、住生コンピューターサービスなどの日本のシステムインテグレータが「mySAP Customer Relationship Management（mySAP CRM）」を採用したと発表した

　SAPジャパンは4月28日、シーエーシー（CAC)、クレスコ、住生コンピューターサービスなどの日本のシステムインテグレータが「mySAP Customer Relationship Management（mySAP CRM）」を採用したと発表した。

　mySAP CRMには、案件管理、プロジェクト管理、プロジェクトリソース管理などの機能が含まれており、さまざまなプロジェクトメンバーが顧客やプロジェクト状況を共有することが可能という。これらのシステムインテグレータは、業務の効率化、顧客への取り組みの強化、サービス提供の向上を目指す。

　現在、経営およびITコンサルティングなどを専門とするサービス企業は、国内外における競争激化、買い手市場での価格圧力、大幅なコスト削減を求める顧客からの要望、営業サイクルの長期化など、増え続ける課題に直面しているという。

　mySAP CRMは、現在および新規の案件管理、プロジェクトの実行、人的資源の計画と活用など、サービス企業の主要なビジネスプロセスを効果的に管理する機能を提供する。

　例えば、mySAP CRM サービス業界向けソリューションの特徴の1つは、顧客ライフサイクル全体を管理できること。

　mySAP CRMは、見込み顧客の発見から提案活動、契約の締結、プロジェクトを通じたサービスの提供にいたるまで、顧客とのビジネスサイクルの全体を把握することを可能にするという。この透明性により、サービスを提供する企業は、人的資源を有効活用し、組織の時間とコストを節約できるだけでなく、営業サイクルの長期化や、価格圧力に対応することが可能になる。

　また、mySAP CRMの案件管理機能では、顧客とのつながりを明らかになり、進行中の案件の多くを効果的に成約へと促すことができるという。

　さらに、さまざまな地域に勤務するすべての専門サービスやコンサルタントを管理する上でも効果的。プロジェクトで求められているスキルと、実際にアサインできる人が持つスキルとのマッチングを行い、スタッフを自動的に検索することができる。

　カスタマーサービスやサポートにおいて、全ての顧客コンタクト履歴や契約条件など必要な情報を一元管理することで、サービスの計画から問題解決までをスムーズに行うこともできるとしている。

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