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2004/04/30 09:37 更新


DaimlerChrysler、SCO訴訟で反論提出

米SCO GroupからUNIXライセンス契約に準拠していることを示す「準拠確認」の要請に応じなかったとして提訴されているDaimlerChryslerは、そのような証明を提出する義務はないにもかかわらず、実際にはそうした書簡をSCOに提供したと主張。

 自動車メーカーDaimlerChryslerが米SCO Groupから起こされている訴訟で、米ミシガン州の裁判所に棄却を求めた。「物質的な事実に関する本質的問題が存在しない」と主張している。

 SCOは3月、ミシガン州オークランド郡の巡回裁判所にDaimlerChryslerを提訴。DaimlerChryslerが1990年11月のUNIXライセンス契約に準拠していることを示す「準拠確認」の要請に応じなかったと訴えている。

 しかしDaimlerChrysler側は4月15日に裁判所に提出した書面で、SCOにそのような証明を提出する義務はないにもかかわらず、実際にはそうした書簡をSCOに提供したと主張。「DaimlerChryslerはライセンスの下で求められている確認書のみをSCOに提出し、この中でDaimlerChryslerがライセンスされたソフトを現在使ってさえおらず、7年以上使ったこともないと証明した」と述べている。

 DaimlerChrysler広報のメアリー・ゴーシアー氏によれば、この書面が触れているのはDaimlerChryslerからSCOのソフトライセンス担当ディレクター、ビル・ブロデリック氏に送った4月6日付の2通の書簡のこと。

 DaimlerChryslerはまた、SCOにはUNIX契約に関する権利はないと考えているようだ。「この訴訟が起こされたとき、当社はむしろ首をひねった。当社はSCOと何ら合意を結んだことはなく、SCOがその合意に関する権利を主張していることも知らなかったからだ」とゴーシアー氏。

 同社の書面では裁判所に対し、「自社の主張を認め、SCOの訴えを退ける略式処分を言い渡し、SCOが求めている賠償請求を棄却する」よう求めている。

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