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2004/05/11 08:59 更新


IBM、クライアントソフト新戦略発表

米IBMは5月10日、ミドルウェアによって各種クライアント機器からビジネスデータへのアクセスを可能にするクライアントソフト新戦略を発表した。

 米IBMは5月10日、ミドルウェアによって各種クライアント機器からビジネスデータへのアクセスを円滑かつ安全に行えるようにするクライアントソフト新戦略を発表した。

 ビジネスアプリケーションを集中管理し、デスクトップ/ノートPC、PDA、携帯電話といった各種クライアント機器から利用できるようにする。ソフトウェアコンポーネント技術によって従来のPCソフトと同等機能のWebアプリケーションを簡単に導入でき、企業の総所有コスト低減につながるとしている。

 そのソフトウェア環境には、コラボレーションソフトのLotus Workplace、管理ソフトのTivoli、およびWebSphere Portalソフトが含まれる。IBMは10日、「サーバで管理されるクライアント環境」のソフト新製品として「Lotus Workplace Messaging」「Lotus Workplace Documents」および「Workplace Client Technology, Micro Edition」を発表した。

 Workplace Client TechnologyはEclipseベースの“リッチクライアント”プラットフォーム。これを通してMessagingやDocumentsを提供する。

 IBMのミドルウェアはWindows、UNIX、Linuxに加え、Symbianなどの携帯/組み込みシステム用OSに対応、年内にMac OSにも対応するとしている。

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