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2004/05/11 16:28 更新
トレンドマイクロ、シスコのネットワーク機器と連携する企業向けウイルス対策ソフトを発表
トレンドマイクロとシスコは、シスコが提唱している自己防衛型ネットワーク構想の一環であるCisco NACに準拠した企業クライアント向けウイルス対策ソフトの新版「ウイルスバスター コーポレートエディション 6.5」を第3四半期に国内提供すると発表した。
トレンドマイクロとシスコシステムズは5月11日、シスコが提唱している自己防衛型ネットワーク構想の一環である「Cisco ネットワークアドミッションコントロール」(NAC)に準拠した企業クライアント向けウイルス対策ソフトの新版「ウイルスバスター コーポレートエディション 6.5」を第3四半期(7月-9月)に国内で提供すると発表した。
シスコが提唱する自己防衛型ネットワークとは、企業ネットワークに持ち込まれるクライアントPCによってウイルスやワームが持ち込まれること防ごうとするもの。NACプログラムに準拠した製品を組み合わせれば、セキュリティポリシーを満たさないPCの接続を拒否したり、検疫セグメントへ誘導することが可能になる。
NACプログラムについては、トレンドマイクロを含むウイルス対策ソフトベンダー各社と協力していることをシスコが2003年末に発表している。
ウイルスバスター コーポレートエディション 6.5がインストールされたクライアントPCは、シスコのネットワーク機器やポリシーサーバ「Cisco Secure Access Control Server」、トレンドマイクロの管理サーバと連携してネットワークへのアクセスを規制することが可能になるという。
国内でも早期にNACプログラム対応製品をリリースするための検証体制など両社で検証体制や技術協力することで合意しているという。5月25、26日に東京、大阪で開く「セキュリティーフォーラム 2004」でデモを行う予定だ。
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