ニュース
2004/05/13 09:03 更新


Mac OS X狙う新ウイルス、P2Pで感染拡大

Mac OS Xを狙ったトロイの木馬「AS.MW2004.Trojan」はP2Pネットワーク「Gnutella」を介して感染する。アイコンをダブルクリックすると、感染PCのホームフォルダ内のファイルが消去されてしまう。

 Mac用セキュリティソフトメーカーの仏Integoは5月12日、Mac OS Xを狙った新たなトロイの木馬「AS.MW2004.Trojan」を確認したとして注意を呼び掛けた。

 AS.MW2004.Trojanは、P2Pネットワーク「Gnutella」を介して感染する。このプログラムのアイコンをダブルクリックしてしまうと、感染PCのホームフォルダ内のファイルが消去されるという。

photo

「AS.MW2004.Trojan」のアイコン

 同社は自社のウイルス対策ソフト「VirusBarrier X」の定義ファイルを更新し、AS.MW2004.Trojanのほか、同じ仕組みを使った亜種の検出・駆除に対応したとしている。

関連リンク
▼プレスリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.