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2004/05/14 01:20 更新
1CDLinux「KNOPPIX」最新バージョンの日本語版が登場
1CD型のLinuxディストリビューション「KNOPPIX」の最新バージョンである3.4日本語版が産総研から公開された。
CDのみでブート可能なLinuxディストリビューション「KNOPPIX」の最新バージョンである3.4に追従した日本語版が産業技術総合研究所(産総研)から公開されている。
同バージョンでは、Linuxカーネル 2.4.26(標準)と2.6.5(オプション)を搭載しているほか、Windows 2000やXPのNTFSに書き込みが可能になっている。また、KDE 3.2.2、kdevelop3、OpenOffice 1.1.1、gimp 2.0といったパッケージのほか、新しい無線LANドライバとしてipw2100(Centrino)などが用意されている。
日本語化に際して行われた変更点としては、次のようなものが挙げられている。
- jmode,pTeX搭載の見送り
- jre,acrobat readerのインストーラを live-installerに統合
- オリジナルのknoppix-installerへの追従
- FreeWnnの設定を initrdのイメージから /etc/init.d/freewnn-jserverへ移動
- smb.conf変更作業を knoppix-autoconfigへ移動
- UserModeLinux関連はLinuxカーネル2.4対応版が利用可能
KNOPPIX Japanese edition
産業技術総合研究所
[西尾泰三,ITmedia]
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