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2004/05/17 18:14 更新
NECとシスコ、組織を超えて認証情報を共有できる認証基盤を共同開発
NECとシスコは、ID管理とネットワーク認証を同時に行うことで、組織や企業をまたがって認証情報を共有する「ダイナミック認証ソリューション」を共同開発した。
NECとシスコシステムズは5月17日、アイデンティティ(ID)管理とネットワーク認証を同時に行うことで、組織や企業をまたがって認証情報を共有する「ダイナミック認証ソリューション」を共同開発した。6月から提供を開始する。
同システムは、NECのPKIサーバ「Carassuit」とシスコのネットワーク機器やセキュリティ製品と連携して、ネットワークセキュリティを確保したうえで、PKIによる個人認証を実現。これにより、他部門のLANや外出先からでも高いセキュリティを確保したアクセスを可能にする。
また、NECのID管理製品「SECUREMASTER」とシスコの「Cisco Secure AccessControl Server」を組み合わせて、コンテンツ認証やネットワークでのアクセス制御などの認証を一元的に管理できる機能も可能にし、サーバ内のコンテンツごとに利用者の設定を柔軟にするとしている。
両社によれば、企業の部門や企業を超えて情報システムを連携させて業務を遂行するコラボレーション型の業務形態が普及する中で、ネットワークを介して認証情報を共有できる認証プラットフォームに対するニーズが高まっていた。
両社は今後、同システムについてセミナーや展示会出展などのマーケティング活動でも共同する。
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