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2004/05/20 08:54 更新


Symantec、Brightmailを買収

米Symantecは、スパム対策企業のBrightmail買収で合意。Brightmailのフィルタリング技術は、Symantecのゲートウェイセキュリティ製品の重要な一部になると説明している。

 セキュリティ企業の米Symantecは5月19日、スパム対策企業のBrightmail買収で合意したと発表した。買収は約3億7000万ドルの現金で行われ、7月初旬に完了の見通し。

 Brightmailの技術ではインターネットのゲートウェイでスパムやウイルス、迷惑メールをフィルターにかけ、企業、サービスプロバイダー、携帯電話事業者のネットワークを保護している。この技術は、Symantecのゲートウェイセキュリティ製品の重要な一部になるとSymantecは説明。

 Brightmailの社長兼CEO、エンリック・サレム氏は「Brightmailは複数の技術を使って完全なスパム対策製品を構築し、業界最高の正確性を実現している。Symantecとの合併により、世界各地の顧客に向けて、業界で最も広範なメッセージングセキュリティ製品を提供できる」と述べている。

 Symantecは2000年7月、Brightmailに戦略投資を行い、現在約11%を保有している。

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