Azureのコストを可視化・最適化する「Surveil」は何がすごい?

PR/ITmedia
» 2026年09月25日 10時00分 公開
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 クラウドサービスの利用が広がるほど、コストの内訳は不透明になりがちだ。運用負荷は増大し、ガバナンス維持も困難になる。こうした課題の解消に向けて、デル・テクノロジーズは「Dell CSP for Azure」の国内提供を2026年6月より開始し、同時にクラウドコスト分析ツール「Surveil」の提供が始まった。同社は「Microsoft Azure」のダイレクトCSP事業者として契約や請求、技術サポートを一本化するとともに、Surveilを組み合わせて、導入後の継続的な投資と運用の最適化を支援する。Surveilは米国では長年多くのユーザー企業に利用されており、Dell CSP for Azureを選ぶ価値の一つだ。

コストの可視化から始めるAzureの運用最適化

 Dell CSP for Azureを導入する利点の一つは、Surveilを使ったコストの可視化だ。Azureの各機能の利用コストを、部門やプロジェクト、サービス単位で分類して、経営層に対して論理的に説明できる状態を構築できる。継続的なコストの可視化に基づいて未使用リソースや重複サービスを見直すことで、捻出された予算を攻めのIT投資に再配分する判断がしやすくなる。

 特に効果が期待できるのは、AI利用コストの最適化だ。「Microsoft 365 Copilot」のライセンスを利用実態に応じて適正配分し、ROI(投資対効果)を測定する基盤を整えられる。

 他にも、「Microsoft セキュア スコア」などのリスク指標を可視化して優先順位に沿った改善を促し、セキュリティ対策支援に役立てられる。企業のM&Aや組織再編時に混在してしまったテナントの統合後に、環境の統合と運用の標準化を図ることも可能だ。さらに、Microsoftへのエスカレーション対応を含む24時間365日の技術サポートや、Azure専門家による助言体制が用意されている(注:デル・テクノロジーズのAzureサポートの日本語対応は平日日中帯のみ)。

図1 Surveil for Azure(提供:デル・テクノロジーズ)

継続的なクラウド環境の改善を支えるSurveilの強み

 Dell CSP for Azureは「Surveil for Azure」「Surveil for Microsoft 365」を追加費用なしで利用できる点が重要なポイントだ。SurveilはAI主導のタグ付け(Smart Tagging)や、放置された「ゾンビリソース」の検出機能、AIエンジンによる改善策の推奨機能を備える。

 Surveilの分析結果と手厚いサポートを連携させることで、運用フェーズにおけるコスト最適化、ゼロトラストセキュリティの実現、ガバナンス強化などを推進できる。

 Surveilを先行利用している松本協立病院の白川栄治氏(システム課 課長)は、Surveil for Microsoft 365によるライセンス管理の適正化についてこう評価する。「当院は『Microsoft 365』のE3やF1など複数のライセンスを利用しています。経営層から個々の稼働率を問われても、メール以外の利用実態を把握しにくいのが課題でした。Surveilによって全サービスの利用状況やアクティブユーザー数が可視化され、ライセンスの付け替えや部署ごとの最適化を客観的なデータに基づいて判断できるようになりました」

写真 左から、山下心平氏(デル・テクノロジーズ DDPS本部 パートナーソフトウェア部 プロダクトマーケティングマネージャー)、小田倉健一氏(デル・テクノロジーズ クラウドソフトウェア&セキュリティ事業本部 シニア システム エンジニア)、白川栄治氏(松本協立病院 システム課 課長)、半田健吾氏(デル・テクノロジーズ 広域営業統括本部 フィールドセールス本部 東日本営業部 部長)、小部直寛氏(デル・テクノロジーズ クラウドソフトウェア&セキュリティ事業本部 本部長)

クラウド投資を「可視化」から「確実な成果」へつなげた事例

 Dell CSP for AzureとSurveilの導入で成果を導いた企業のユースケースを紹介する。あるITコンサルティング企業は「Azure OpenAI Service」の利用拡大に伴い、AI費用が月額4.1万ドルから34万ドルに膨張していた。「Surveil Azure AI Manager」を導入したところ、48時間未満で全モデルの利用状況を可視化し、9つのサブスクリプションに散在していた23個のデプロイ済みモデルを特定。さらに11件の未管理デプロイを特定・解消したことで、5カ月で年間140万ドルのAIコスト削減と推論単価41%削減を達成し、1800万ドル規模のAI投資プログラムの継続資金を確保した。

 ある製造企業は、導入後6カ月間の利用率が31%にとどまっていた1200席のMicrosoft 365 CopilotライセンスをSurveilで分析。利用行動に基づいて最適なユーザーへ再配分した結果、利用率を78%へ引き上げるとともに、年間48万ドルのライセンス費用削減を達成した。

 このようにクラウドやAIのコスト高騰と運用負荷に悩む企業にとって、Surveilによる可視化と改善を可能にするDell CSP for Azureは、クラウド投資の成果を最大化する有効な選択肢となるはずだ。

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