特集:Eclipseで始めるiアプリ――コード支援編:dev Java(2/6 ページ)
統合開発環境のフレームワーク「Eclipse」は、さまざまなアプリケーション開発で使われている。この特集では、NTTドコモのケータイ上で動作するiアプリ開発環境として、Eclipse上の高レベルAPIプログラミング手法を解説しよう。
まず最初に、リスト1のようにインタフェースのimplementsを記述しましょう。
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すると、まだインターフェイスをimplementsしたクラスで実装するべきメソッドが記述されていないため、次のようにエラーが検出表示されます。これが支援機能の一端です。
画面1で、リスト行左端の電球マークをクリックすると、エラーの修正候補が表示されます。ここでは「インプリメントされていないメソッドを追加します。」をダブルクリックします。
すると、必要なメソッドが自動入力されます。
実際のプログラミングの場では、インタフェースを実装する時に必要な名称を覚えていても、適所で必要となるメソッド名は覚えていないことや、メソッドのシグネチャつまり引数の型などはさらに覚えていないことが多いでしょう。これらの記述補完を行ってくれるのはありがたいものです。
処理記述のはじめ
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ここまでの操作で必要なメソッドのひな形ができあがりました。それぞれの処理記述方法に解説を移していきましょう。
まずは、高レベルAPIの要となるパネルの準備を行う処理を、FirstAppクラスのstartメソッドに記述します。次のように記述します。
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componentActionメソッドは、ComponentListenerインタフェース由来のメソッドです。一般的にコンポーネントでイベントが発生した時の呼び出しですが、ここではボタンクリックで呼び出されます。具体的なコードとしては、ラベルのテキストが変わるように次の記述となります。
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softKeyPressedメソッドは、SoftKeyListenerインタフェース由来のメソッドです。ソフトキーが押された場合に呼び出され、引数には押されたソフトキーを示す番号が入ります。
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