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特集:Eclipseで始めるiアプリ――コード支援編dev Java(3/6 ページ)

統合開発環境のフレームワーク「Eclipse」は、さまざまなアプリケーション開発で使われている。この特集では、NTTドコモのケータイ上で動作するiアプリ開発環境として、Eclipse上の高レベルAPIプログラミング手法を解説しよう。

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 ここでは、左側のソフトキーが押された時の処理を行うため、受け取った引数が「0」の時に処理を行います。実際のコードでは、次のように左側のソフトキーが押された場合にiアプリ終了させる処理を記述します。

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 softKeyPressedメソッドはSoftKeyListenerインタフェース由来のメソッドであり、ソフトキーが離された場合に呼び出されます。ただし、このサンプルでは処理を行わないため、中身を空の状態にしています。

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 ここまでで処理の記述が終わったので実行してみましょう。「Ctrl」+「F11」キーで実行できます。


画面4■高レベル

 実行画面上でボタンを押すと、画面5のようにラベルのテキスト表示が「押された」に変わります。


画面5■押された表示

HTMLLayoutである程度の表示調整が可能に

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 高レベルAPIでは、前述したように自由度が低くコンポーネントの配置が決められてしまいます。

 ただし、NTTドコモ504シリーズからの環境、DoJa2.0以降では、コンポーネント配置をある程度可能とするためにHTMLLayoutが使えます。HTMLという表記が含まれますが、これはHTMLタグを記述するというわけではなく、HTMLで <center> タグや <br> タグを使う簡易的なものです。

 サンプル記述は、次のようになります。

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 上記までの実行画面は以下の通りです。「br()」メソッドを使っているため、ボタン表示の次の行で改行され、ラベル表示されています。また、ラベル追加の前に、HTMLLayout.CENTERを指定したbeginメソッドを利用しているため、ラベルが中央に表示されます。


画面6■HTMLLayout

 HTMLLayoutを使っても、表示調整はこの程度です。もっと自由に画像や色を使った画面構成にするためには、特集第3回目で解説する「低レベルAPI」を使う必要があります。この場合には、描画処理に関わるキー入力処理はすべて自らで記述する必要があるため、比較的複雑です。

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