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特集:いま、知っておくべきJavaテクノロジー 2004dev Java(3/6 ページ)

デベロッパー「dev Java」では、これまでにOSS、商用と大別して50以上の特集を掲載してきた。この特集は、読者がJavaに対し向き合う時、dev Java特集のどこから読み進めればよいのか、ガイドするものだ。自らの理解がどの位置にあり、どのようにステップアップしていけばよいかもつかめるだろう。

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JDBCによるデータベースアクセス

 データベースの基礎を理解したら、Javaのプログラムからデータベースへアクセスするための方法を覚えたい

 Javaプログラムからデータベースへアクセスするには、「JDBC」と呼ばれるAPIを使用する。JDBC APIを使うと、使うデータベース製品が何かを意識する必要はほとんどなくなる。

 データベース製品ごとに異なる処理は、JDBCドライバと呼ばれるライブラリが吸収するからだ(ただし、SQL文にデータベース製品独自の構文を使った場合はこの限りではない)。

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 このJDBC APIを使ってデータベースの検索、更新、挿入、削除の基本的な手順を身につけることが大切だ。

Javaは「XML」が密接に関わることを忘れてはならない

 J2EEアプリケーションを開発するには、XMLに関するある程度の知識が必要だ。

 J2EEアプリケーションの設定ファイルはXML形式であり、ServletやJSP、EJBが動作するアプリケーションサーバ製品やフレームワークの設定ファイルも、XML形式の場合がほとんどである。規模の大きいシステムではアプリケーションで扱うデータがXML形式の場合もある。

 そうとは言っても、XMLに関する知識は次のような初歩的なもので充分だ。

1. XMLドキュメントは必ずXML宣言からはじまること

2. XML宣言には文字エンコーディングを指定すること

3. タグはElement(エレメント:要素)と呼ばれること

4. 要素はネストさせて入れ子構造で記述できること

5. 要素には属性を記述できること

6. 属性の記述順序は問わないこと

7. ボディ有りのタグとボディ無しのタグがあること

8. ボディ無しのタグでもタグは必ず閉じること

9. DTDやXMLスキーマというファイル(これもXML形式のファイルである)によって書式を定義し、記述できるタグや記述順序を限定できること

 以上を理解していればほぼ充分である。

 JavaにはXMLパーサと呼ばれるライブラリがあり、これを使うとJavaプログラムからXML形式のドキュメントを読み書きができる。

 しかし、XMLパーサを使いこなすには比較的高度なXMLやJavaに関する知識が必要となるのも事実だ。J2EEアプリケーション開発に必須の技術ではないため、初期の段階であれば無理に覚える必要はないだろう。

 次は、「Webアプリケーション」に取り組むためのステップ方法だ。

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