米Microsoftは10月19日、企業向けの次世代インスタントメッセージング(IM)クライアント提供計画を発表した。コードネーム「Istanbul」と名付けられたこの製品は、インスタントメッセージング(IM)、プレゼンス、PCベースの音声/ビデオ、テレフォニーを含む総合的な通信機能を提供する。
Office Systemのシリーズ製品として提供され、Officeソフトとの連携を強化。プレゼンスとリアルタイムコラボレーション機能の強化、使い勝手の向上などが図られる。
同社リアルタイムコラボレーション事業部副社長のアヌープ・グプタ氏はVON Conference & Expoでこの計画を披露。「IstanbulとLive Communications Server、Live Meetingで当社は全般にわたるリアルタイムコラボレーション機能を提供し、顧客の協力態勢の効率を向上させる。Istanbulはコミュニケーションの様々なモードを一つの統合デスクトップ体験に集約するという点で、画期的なものになる」と話している。
Istanbulは来年上半期にリリース予定。現在βプログラムの参加企業を募っている。(→詳細記事)
関連記事
- ユーザーの現状把握する「プレゼンス」機能、MSなどが注目
- Dell、MSの企業向けIM採用
- MS、Office新版でIMサービス売り込みへ
- MS、企業向けIMソフトの価格を発表
- マイクロソフト、企業向けIMを「Office」の一員に
- Windows .NETチャンネル
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.