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産総研、KNOPPIX 3.7日本語版を公開

産総研は12月22日、「KNOPPIX」の最新バージョンに追随した「KNOPPIX 3.7日本語版」をリリースした。東風フォントがさざなみフォントに変更されている。

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 産業技術総合研究所(産総研)は12月22日、CDのみでブート可能なLinuxディストリビューション「KNOPPIX」の最新バージョンに追随した「KNOPPIX 3.7日本語版」をリリースした。

デスクトップ画面
KNOPPIX 3.7のデスクトップ画面(クリックで拡大)

 KNOPPIX 3.7では、Linuxカーネルに2.4.27および2.6.9が採用されたほか、KDE 3.3.1、textとGUIで動くISDN設定ツール「isdntool-knoppix」などが用意されている。

 その日本語版では、東風フォントのメンテナンスが終了していることに伴い、「東風フォント」が「さざなみフォント」に変更された。なお、これに付随し、xpdf-0.90が削除されるなど、今まで日本語処理で問題のあったアプリケーションも幾つか更新/修正されている。

 そのほか、coLinuxのlightがwmakerからfluxboxへ変更されたほか、uml-knopppix、qemu、knoppix2winがバージョン3.7に対応すべく修正されている。また、ライブインストールシステムであるknx-live-instでは、j2re-1.4、Acrobat Readerのバージョンアップのほか、jre5.0が追加された(j2re-1.4がデフォルト、jre5.0はオプション)。

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