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WebサービスをAmazonで知る(前編)――ECS 4.0でアフィリエイト(5/5 ページ)

最近はBlogなどでAmazonアソシエイト・プログラムを利用する人が多いだろう。しかし、Webサービスとして提供されているこのサービスは、比較的容易なプログラミングで可能性が広がることを知っているだろうか。

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 このXSLT機能を利用して、前述の「もっとも簡単なECS4.0アプリケーション」を実現していたのです。

 それでは、このサンプルアプリケーションのRESTリクエスト=URLを振り返ってみましょう。

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 上記には、これまでに解説したパラメータがすべて含まれています(実際は1行指定であるものを、ここでは明示的に改行しています)。また、PerlやPHPなどのプログラムで利用するために、ECS 4.0から商品情報をXMLのままで取得したい場合には、次のようなRESTリクエストになります(実際は1行指定であるものを、ここでは明示的に改行しています)。

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 ここまでで、URLを指定するだけでECS 4.0から簡単に、商品情報を取得することがきることが分かりました。

RESTリクエスト用の検索フォーム

 ここまでの処理では、まだアプリケーションとは言えません。そこで、キーワードから好きな商品を検索できる簡単なAmazon検索アプリケーションを作成してみましょう。

 以下のHTMLを参照してください。これは上記のRESTリクエストを、GETリクエストとして発行するフォームのHTMLです。以下のHTML内の、「登録時のsubscription ID」「アソシエイトID」「自分で作成したXSLTのURL」は、それぞれ自分で登録、作成したものに置き換えてください。

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 上記のHTMLを組み込んでページにすると、以下のような検索フォーム表示になります。


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 どうでしょう? これだけでも自分のホームページに組み込めば、立派なECS 4.0アプリケーションです。

 自分のアソシエイトIDをXSLTで設定しておけば、検索結果ページのリンクから商品が購入されると自分のアフィリエイト収入となります。

このサンプルで利用しているXSLTファイルは、非常にシンプルなものですが、XSLTをさらに詳しく記述することで、カスタマーレビューを表示したり、ページナビゲーションを追加することもできます。このようにXSLT機能を利用するだけでも、かなり見栄えの良いアプリケーション作成が可能です。XMLとXSLTは一般的な技術として、さまざまな解説サイト、参考書籍などがあると思うので、いろいろとトライしてみてください。

 以上、前編ではECS 4.0の基本解説と、REST APIの使い方、XSLT機能について触れました。次回の後編では、最近人気のWebスクリプト言語PHPを利用して、より本格的なECSプログラミングについて解説します。

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