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QUALCOMM、Linuxをサポート

QUALCOMMはMSMチップセットでLinuxをサポートする。これにより従来に比べて大幅な設計費用削減と複雑さ解消につながるという。

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 CDMA技術開発企業の米QUALCOMMは5月5日、MSMチップセットでLinuxをサポートすると発表した。Linuxの柔軟性と信頼性を活用することで、メーカーによる3Gスマートフォンなどの携帯端末設計・開発上の効率性向上を図る。

 QUALCOMMはMSM6550チップセットの仮想プラットフォーム内部にLinuxを実装する。同社がサードパーティーのOSをサポートするのはこれが初めてだという。単一のチップにLinuxを組み込むことで、もう1つ別のコプロセッサを使う必要がなくなり、サードパーティーOSを実行するために従来必要だったマルチチップの場合に比べて大幅な設計費用削減と複雑さ解消につながると解説している。

 MSM6550のほか、UMTS、HSDPA、CDMA2000 1x EV-DO Rev. Aなどの強化型マルチメディアプラットフォームチップでも、Linuxをサポートする計画。

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