フォーティネット、FortiGateをベースに多様なソリューションを紹介
フォーティネット・ジャパンでは、「FortiGateシリーズ」とサブスクリプションサービス、さらに他社製品と組み合わせたソリューションを紹介した。
フォーティネット・ジャパンでは、セキュリティアプライアンス製品「FortiGateシリーズ」に加え、その上で提供されるサブスクリプションサービス「FortiGuard Webフィルタリングサービス」と「FortiGuardアンチスパムサービス」を紹介した。
いずれも、フォーティネットが収集した情報を元にデータベースを作成し、これを用いて不適切なWebサイトへのアクセスをブロックしたり、スパム/フィッシングメールの検出を行えるようにする。クライアント数ではなく、FortiGuardのユニット数をベースにしたライセンス体系を採用している点が特徴だ。特にWebフィルタリングサービスは、「効果が眼に見えやすい」こともあって顧客からの注目が高いという。
また同社ブースでは、他のネットワーク機器と組み合わせたソリューションも紹介された。
1つは、ファウンドリーネットワークスの「ServerIron 450」と組み合わせて、ウイルス対策やファイアウォール、不正侵入検知といったセキュリティ処理の負荷分散を実現するというもの。
もう1つは、日本アルカテルの認証VLANスイッチ「OmnmiSwitch 6800-48」と連携し、ワームなどに感染したPCが企業ネットワークに入り込んでしまった場合の「事後対策」を実現するシステムだ。ワームの兆候や不正な攻撃をFortiGateで検出し、そのIPアドレスをOmniSwitchのエンジンに伝え、当該端末を隔離用VLANに封じ込めることで二次被害を防ぐ。
この「接続後の対策」は、「米国では、大学や病院など、端末の持ち込みを厳密に管理できないが一定のポリシーは適用したいという環境で導入されている」(日本アルカテル)といい、国内でも同様の仕組みを検討している企業があるという。
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