SEもEnglish (10)――「Q&A:相手を上手に誉めるには?」:Keri's Business English Clinic
相手を上手に誉めるテクニック。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)
Q) 欧米の人は相手を誉めるのが上手ですが、反対にこちらから誉めようとすると、いつもワンパターンになってしまい、いい表現が見つかりません。何か良い表現はありますか?
A) 確かに誉めるのって難しいですよね。歯が浮くようなお世辞も変ですが、相手の心に残るような誉め方をしたいものです。誉め方は状況によって違いますが、以下を参考にしてください。
レクチャーやスピーチの内容を誉める時
レクチャーやスピーチの内容が大変ためになったと言いたい時は、It was such an informative lecture.などはいかがでしょう。It was very educational.も同じような意味です。また、とても刺激を受けたと言うときには、It was so stimulating.というのも使えます。
自分がとても感動したことを伝えたい時は I'm deeply impressed.または、I'm overwhelmed.などをつけ加えるとよいでしょう。
相手と親しくなって、相手の服装や外見を誉める時
「元気そうですね」と相手の体調を誉める時、または外見を褒める時にも、You look great.が、カジュアルでよく使われます。
服装やヘアに関しては、You look wonderful in your dress. Your tie looks great on you. I like your hair.などが使えますが、異性に対して使う場合、He/She is coming on to me. つまり、「彼って(彼女って)私に気があるみたい!」と取られることもありますので、その辺は十分ご注意を!
映画の中から役に立つ一言
前回に引き続き、「ハート・オブ・ウーマン」から。コーヒーショップで女性を口説くニックを観察していた若い男性客が、ニックの行動に感激して言うセリフ。
「Sir, that was so inspiring.」 (すごく、ためになりましたよ!)
このセリフは、真面目な状況でも十分使えます。相手の書いた記事に対して、I read your article. It was so inspiring.と言えば、かなりの誉め言葉になります。
この記事は、メールマガジン「B-zine」の内容を新たに加筆して掲載しています。
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光藤京子(みつふじきょうこ)
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