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続きはLinuxで――IBM、OS/2の打ち切りを正式通告

IBMは10年近く開発を行っていないOS/2のサポート終了期限を正式に通告した。代替としてLinuxを推奨している。(IDG)

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 米IBMがOS/2の廃止に向けた正式なロードマップを公開、同OSのサポートを間もなく終了する方針を改めて確認した。

 IBMではもう10年近く、OS/2の積極的な開発を行っていないが、メンテナンスのフィックスとアップデートリリースは続けていた。このほどサポート終了の期限を正式に通告、12月で販売を打ち切るコンポーネントの一覧を公開した。新しいIBMのハードシステムに対する限定サポートは12月31日まで継続。この時点で新しいデバイスドライバのリリースを打ち切る。1年後の2006年12月には不具合に関するサポートの提供も中止し、Webサイトではフィックスパックの掲載を取りやめる。

 それでもOS/2を使い続けたいユーザーはIBMグローバルサービスと契約して特別のOS/2サポートを受けることも可能だ。しかしIBMではほかへの切り替えを促しており、数年前からの提案を繰り返す形で、Linuxが代替として優れていると推奨している。

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