速報
「楽天市場」個人情報流出、店舗の元社員を逮捕
楽天市場店舗の個人情報流出事件で、店舗運営会社の元社員が不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕された。男は名簿業者に情報を転売したと供述しているという。
「楽天市場」の店舗から利用者の個人情報が流出した問題で、警視庁は10月27日、情報が流出した店舗を運営する輸入雑貨販売会社・センターロードの元社員の男(33)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。
調べでは、元社員は5月中旬、楽天がセンターロードに割り当てたIDとパスワードを使い、楽天のサーバに不正にアクセスした疑い。報道によると元社員は大筋で容疑を認めており、数万件の顧客情報を入手し、名簿業者に転売したと供述しているという。
IDとパスワードはセンターロードの役員数人が管理していたが、システム障害の普及作業時に元社員のPCを使ったため、元社員がIDとパスワードを入手したという。
同問題で流出した個人情報は、楽天市場分が約3万6239件、ディー・エヌ・エーの「ビッダーズ」分が8456件。
関連記事
- 個人情報3万6239件、カード番号1万件──「楽天市場」店舗問題、大規模漏えいに
「楽天市場」店舗からの個人情報流出問題で、楽天は8月6日、累計3万6239件の流出を確認したと発表した。1万26件でクレジットカード番号が含まれるという。 - ビッダーズ店舗でも流出を確認、8456人分
「楽天市場」店舗から流出した個人情報に、「ビッダーズ」店舗の取引情報約8500人分が含まれていたことが分かった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.