大塚商会、中堅・中小企業でも導入しやすいクラスタシステム
大塚商会は、中堅・中小企業でも低コストで導入できるクラスタシステム「大塚商会RACPackシリーズ」を発売した。
大塚商会は11月30日、中堅・中小企業でも低コストで導入できるクラスタシステム「大塚商会RACPackシリーズ」を発売した。
クラスタシステムは、個別に事前検証が必要となることから導入に日数がかかりコストがかさむ。そのため、大企業中心に導入が進んできたが、中堅・中小企業においても情報システムの重要性が増す中、信頼性や安定性の向上は重要な課題となってきている。そこで、同社が検証したソフトウェアとハードウェアを組み合わせたパッケージとして提供することで、中堅・中小企業でも短期・低コストでのクラスタシステム導入を可能にした。
具体的には、日本オラクルの「Oracle Database 10g」と、日本ヒューレット・パッカードの「ProLiantサーバ」またはNECの「Expressサーバ」を組み合わせたパッケージとして提供。規模に応じた3段階の選択肢で、大規模から小規模まで柔軟に対応する。
大規模基幹システム向けの「RACPackシリーズ“松”」は、4ノード200ユーザー以上を想定し、「Oracle Database Enterprise Edition 10g」をバンドルした。中規模システム向けの「RACPackシリーズ“竹”」は2ノード50〜100ユーザーを想定、「Oracle Database Standard Edition 10g」を使用する。また、2ノード10ユーザーを想定した小規模システム向けの「RACPackシリーズ“梅”」は、「Oracle Database Standard Edition 10g」をバンドルした。
価格はそれぞれ、個別見積もり、560万円から、340万円から。そのほか、バックアップ、情報漏えい対策としてデータベース監査機能などのオプションも提供する。
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