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情シス必見! 障害検知とプロセス監視のツボ運用管理ツールで何ができるのか(2/6 ページ)

現在の企業システムでは、24時間365日の運用と高度な安全性、管理負担の軽減によるTCO削減などが欠かせない要素となっている。今回は、アプリケーションサーバを中心としたシステムを取り上げ、JP1で実現する運用ソリューションの一部を紹介する。

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ネットワークをビジュアルに監視

 システムの安定稼働を保つためには、サーバとネットワークの監視が重要だ。まず、ネットワークの基本的な監視を次のように行うべきだろう。

ネットワーク構成の自動作成
 ネットワーク管理を導入することにより、ネットワーク構成は自動的に作図される。ネットワーク管理情報は、ネットワーク管理マップとして表示される。運用中に追加や削除があっても自動的に更新されるので、メンテナンスの煩わしさもなく、スムーズなネットワーク管理を実現する。また、オプション導入により、フロア図や図面などと合わせて管理し、効率向上を図る(画面2)。


画面2 ネットワーク監視画面例。フロア図やラック内機器配置図とリンクが可能だ

障害を自動的に検知

 管理するサーバやクライアント端末、ネットワーク機器と定期的に情報をやりとりし、ネットワークの状態を監視する。障害が発生すると、発生個所が障害の程度によってビジュアルに検知できる。また、障害検知時に自動実行するアクションをあらかじめ定義しておけば、障害通知アプリケーションの起動や回復コマンドを実行して、障害発生時の対処を省力化できる。

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