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情シス必見! 障害検知とプロセス監視のツボ運用管理ツールで何ができるのか(3/6 ページ)

現在の企業システムでは、24時間365日の運用と高度な安全性、管理負担の軽減によるTCO削減などが欠かせない要素となっている。今回は、アプリケーションサーバを中心としたシステムを取り上げ、JP1で実現する運用ソリューションの一部を紹介する。

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プロセスやリソース監視で安定稼働を実現

アプリケーションなどのプロセスを監視
 システムの安定稼働には、アプリケーションサーバ、DBMSなどのミドルウェアや基幹アプリケーションの重要プロセス監視は不可欠だ。個々のプロセスごとの稼働状況や起動数を監視して異常を通知することで、サーバのプロセスの状態を把握し、すばやく対応できるようにする。プロセスの状態は、イベントの表示やシンボルの変化、さらにはメールによって管理者に通知する(画面3)。また、業務のプロセス状態の変化に応じて、監視しているマネージャ側または監視対象のサーバ側でコマンドを実行し、管理の省略化を図ることも可能だ。


画面3 異常の通知例。アイコンの色を変化させている

サーバのリソースを監視
 コンピュータの応答が急に遅くなったという原因で多いのが、サーバのメモリやハードディスクの空き容量不足である。使用しているメモリやハードディスクの容量を常に監視しておけば、計画的にリブートすることで問題を回避したり、障害発生時の原因を究明したりするのにも役立つ。また、あらかじめ許容範囲をしきい値として設定し、その値を超えたときに通報するようにできる。


画面4 リソースの監視。CPUやメモリの使用率を監視し、指定したしきい値以上になったら通知などが可能だ

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