KCCS、メールを「監査」する統合ゲートウェイサービスを開始
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は8月3日、企業向けアウトソーシングサービス「BizW@lkers」において、電子メールのアーカイブやフィルタリングなどを行うサービス「メール監査ゲートウェイ」を開始した。
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は8月3日、企業向けアウトソーシングサービス「BizW@lkers」において、電子メールのアーカイブやフィルタリングを行うサービス「メール監査ゲートウェイ」を開始した。
本サービスは、企業のコンプライアンス対応で求められるメールの長期保存や検閲、メールウイルスやスパムメールの防御といった、電子メールの運用、監査で必要となる各種機能をASPサービスとして提供するもの。
具体的には、ユーザー側のメールシステムと連携して、(1)送受信メールのアーカイブおよび(2)フィルタリング、(3)ウイルスチェック/スパムメールブロックの3つの機能をKCCSのデータセンターから実施する。(1)は、送受信メールを1カ月保存し、Webブラウザから検索・閲覧できるようにする。また、アーカイブ保存したメールを外部メディア(DVD)にも保管してユーザーに提供する。(2)では、リアルタイムでメールを検査、ユーザーが設定した処理ルールに基づいて、自動的に保留・削除などを行う機能を提供する。また(3)は、データセンターの専用機器を使って外部との送受信メールのウイルスチェックやスパムメールのブロック処理を行う。
既存のメールシステム以外にも、BizW@lkersで提供するメールASPサービス「エンタープライズメール」と併用すれば、メールシステム全般の管理/監視にかかわるコストや負荷を軽減することができる。
メール監査ゲートウェイの月額利用料は、税込で6万円(100ID)から。初期登録料が別途必要となる。アーカイブ容量は10GBで、オプションで容量を追加することもできる。
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