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「健康でありたい」――優秀な学生はこの望みをどう実装するか:Imagine Cup 2006 日本代表追っかけルポ(2/3 ページ)
Imagine Cup 2006の2日目。日本代表チームが参戦しているソフトウェアデザイン、ビジュアルゲーミングの両部門。灼熱のインドの地で世界の強豪を相手に奮闘していた。健康というキーワードが与えられたとき、天才たちはどのような実装を生み出すのだろうか。
試練の第2ラウンド
そして正午になり、いよいよ第2次ラウンドに進出する12チームが発表された。通過したのは、日本をはじめ、インド、ブラジル、中国、ロシア、イタリア、スロベニアなど。
午後からはこの12チームによる第2ラウンドが行われた。このラウンドではプレゼンテーションと質疑応答の時間が50分と、第1ラウンドより長くなるため、時間配分などが重要になる。
しかし、日本代表チームは、第1ラウンドと比べると非常に安定したプレゼンテーションを見せた。前回審査員からの質問があった部分は説明に追加するなど、全体的に洗練されたものになっており、また、時間配分の問題も、審査員に実際に試してもらうなどしていた。審査員も興味津々にHMDを装着し、50分という時間は瞬く間に過ぎていった。
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