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DeNA、公売オークション専用サイトを開設
DeNAは、公売オークション専用サイト「日本インターネット公売」を開設すると発表した。第一弾として横浜市が主催する「横浜市インターネット公売」を開催する。
ディー・エヌ・エー(DeNA)は10月6日、公売オークション専用サイト「日本インターネット公売(JPIK)」を同日より開設すると発表した。第一弾として横浜市が主催する「横浜市インターネット公売」を10月20日から24日にかけて開催する。
同社は2005年2月に、公売保証金が不要で、携帯電話サイトから参加できる公売オークションを全国で初めて開催した。これまでに8回開催しており、計188点の動産が落札され、約1000万円が収納されている。
自冶体などの執行機関は公売を開催する際に、公売物件の見積価額を算出する必要がある。しかし、公売物件の種類が多い場合には何人もの精通者に意見を聞くなど、見積価額の算出は非常に困難な作業として知られている。DeNAでは、国内最大のリサイクルショップネットワーク「おいくら」を運営しており、参考価額を全国から聴取できる仕組みを構築することで、見積価額算出の支援サービスを各自治体に提供する。
横浜市インターネット公売では、市税の滞納処分として差し押さえた美術品を中心とした41点が公売される予定。
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