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アイピーロックスがDBセキュリティソフトの新版、レポート強化で内部統制支援
アイピーロックス ジャパンは、レポート機能を強化したデータベースセキュリティ管理ソフトの最新版「IPLocks V6.0」を発表した。
アイピーロックス ジャパンは10月12日、データベースセキュリティ管理ソフトの最新版となる「IPLocks V6.0」を発表した。
IPLocksは、データベースの脆弱性を検査するだけでなく、データベースに対するアクセスを監視し、不審なアクセスがないかどうかを監査することにより、重要なデータの破壊や改ざん、流出を防ぐセキュリティ製品だ。
新バージョンでは、データベースの監査ログを元にレポートを作成する「カスタム・レポート機能」が追加された。これを活用することで、月別のデータベースへのログイン回数やエラー、テーブルのアクセス状況などを容易にレポートとしてまとめることができる。ひいては、内部統制管理を支援し、日本版SOX法をはじめとする各種法規制への遵守に求められる監査に活用できるという。
同社は今後、コンプライアンス支援を目的にレポートのテンプレートを提供する計画だ。
別の新機能として、データベースの自動検知と侵入テストのスケジューリングがサポートされた。これにより、手動でデータベースを検出し、テストを実施する手間を省くことができる。
IPLocks V6.0の価格は150万円から。10月16日より販売を開始する。
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