米Intelが10月17日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高が87億ドルで前年同期比12%の減収、純利益は13億ドル(1株当たり22セント)で、同35%の減益となった。ストックオプション経費の影響を除くと、純利益は前年同期比22%減の15億ドル(1株当たり27セント)となる。
モバイル向け、サーバ向けプロセッサの出荷は好調で、マイクロプロセッサ全体の販売台数は季節パターンを上回る増加を見せたものの、引き続き厳しい価格競争の影響を受けて販売単価は下落。特に、デスクトップ向けプロセッサでの価格競争が厳しいという。また、第3四半期には1億ドル分の在庫償却を行ったとも発表した。
第4四半期の売上高は91億〜97億ドルを予想している。
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価格競争が過熱し、顧客がプロセッサの在庫縮小に動く中、マイクロプロセッサの販売台数が世界の全地域で季節パターンを下回ったとIntel。
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