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IBM、インドと中国にSOA開発拠点を開設
IBMが、インドと中国にSOAの開発拠点を開設した。それぞれ500人の技術者を配置し、SOA事業の強化と両国での事業の拡大を図る。
米IBMは10月31日、サービス指向アーキテクチャ(SOA)の開発拠点をインドと中国に開設した。それぞれ、500人のSOA技術者を配置するという。
インド、中国の両センターでは、8月に買収したWebify Solutionsの技術をベースとした「WebSphere Business Services Fabric」を利用し、各業界固有の問題に対応したソリューションを開発する。インドでは、まず保険業界やヘルスケア業界を、中国では政府関連機関や金融業界を対象とする予定。
IBMでは、中国やインドでの事業の拡大を進める一方、企業買収によるSOA事業の強化を図っており、今回の開発センターの設置は同社の戦略に沿うものとなる。
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