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UCLAのデータベースにハッキング――約80万人のデータ流出の危険性
UCLAのデータベースにハッカーが侵入、保管されていた約80万人の個人情報が悪用される可能性がある。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は12月10日、何者かが同大学のデータベースに不正侵入した事実を明らかにした。UCLAによると、データベースには同大学の在校生および卒業生、教師とスタッフ、入学希望者、奨学金を申請した学生およびその親に加え、カリフォルニア大学マーセド校とカリフォルニア大学学長事務所の従業員および元従業員約3200人分を含む、計約80万人の個人情報が保管されていた。
データベースには氏名、社会保障番号(SSN)、生年月日、住所、電話番号が含まれていた。運転免許証番号やクレジットカード番号、銀行口座などの金融情報は含まれていない。
大学側は11月21日に不審なアクセスを察知、即座に社会保障番号へのアクセスを遮断すると同時に、同校の情報技術セキュリティ対策チームを始動させた。また連邦捜査局(FBI)にも通知、現在事実関係を調査中という。
一部の個人情報が流出した事実は確認されたが、現時点では悪用された形跡はないという。
UCLAは12月12日に、80万人全員に封書とメールでハッキングの事実を通知し、個人情報悪用の被害から身を守る手段を講じるよう警告している。
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