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オンラインRPG「Second Life」で個人情報流出
人気MMORPG「Second Life」で、利用者の個人情報が流出した。運営側は新規パスワードの発行、ヘルプライン設置など対応に追われている。
世界的に人気のMMORPG「Second Life」のデータベースに何者かが不正侵入、利用登録していたユーザーの個人情報が流出した可能性があることが、9月6日に発覚した。運営会社の米Linden Labが報告した。同社は会員に対し、氏名、住所、暗号化されたパスワード、暗号化されたクレジットカード情報などが流出した可能性を通知するとともに、公式ブログで発表した。
同社は即時に全パスワードを使用不可とし、新規パスワードを発行。メールでの対応に加え、月曜日には米国、イギリス、オーストラリアに、無料電話ヘルプラインを設置した。
Second Lifeは3Dの仮想シミュレーション世界で、「住民」が土地を所有し、町を作っていく。2003年の開設以来「人口」は急速に拡大、現在約29万人が住んでいる。
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