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ソフトバンクモバイル、春は最薄と色攻めで勝負

ソフトバンクモバイルが春商戦向けの新端末を発表した。3Gケータイ世界最薄モデルのほか、1機種で20色を用意するなど、14機種58色を展開する。また料金プランに新オプションが追加された。

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 ソフトバンクモバイルは1月25日、春商戦向けの携帯電話新端末を発表した。W-CDMA世界最薄端末やハイスペックのワンセグケータイ、1機種で世界最多20色展開など、従来以上にバリエーションに富んだ14機種58色の端末を発売する。

孫CEO
PANTONEケータイを持つ孫CEO(上戸彩さん[右]と菊川怜さんも応援に駆けつけた)

 発表の席で孫正義 代表執行役社長兼CEOは「さらなるスリム化とワンセグの高機能化にこだわり、また色を楽しむをいう新しいコンセプトを提案したい」と話した。

708SC
W-CDMA世界最薄の708SC

 W-CDMA端末では世界最薄となる「708SC」(サムソン電子製)は、厚さ8.4mmを実現。ディスプレイは、縦方向よりも横方向が長い1.9インチQVGA液晶を採用し、PCドキュメントビューワ機能でWordやExcel、PowerPointファイルが閲覧しやすい特徴を持つ。

911T
OAKLEYとのコラボレーションも展開する911T

 ハイスペックのワンセグ端末「911T」(東芝製)は、HSPDA方式を採用し、下り最大3.6Mbps高速通信が行える。1GB容量のメモリを内蔵しており、大容量の楽曲保存やワンセグ録画も行える。また、Bluetooth機能も搭載して、端末に保存した楽曲をBluetooth対応オーディオ機器で楽しめる。期間限定で、911TとOAKLEYのBluetooth対応イヤフォン付きサングラス「O ROKR」のセット販売を行う。

812SH
1機種で世界最多20色を展開するPANTONEケータイの812SH

 孫CEOが新コンセプトとする「812SH」(シャープ製)は、1機種では世界最多の20色をラインナップするモデル。建築やデザイン分野の色見本として世界的に有名なPANTONEとの提携により実現した。機能面でも、W-CDMAとGSM900/1800/1900MHzに対応して世界各国で利用できるほか、FeliCa機能やリモートでの電話帳ロック・メールロックなどセキュリティ面も強化されている。

 このほか、防犯ブザー搭載の子供向け端末「コドモバイル」(812T、東芝製)やプロ野球の福岡ソフトバンクホークス公認の「ホークスケイタイ」(812SH)、法人向けモデルなどが発表された。

Wホワイト
ホワイトプランに月額980円をプラスすると通話料が半額になるWホワイト。ヘビーユーザー向けという

 同時に料金プラン「ホワイトプラン」の新オプションとして「W(ダブル)ホワイト」も発表された。これは、ホワイトプランに追加して月額980円を支払えば、通話料金が10.5円/30秒(ホワイトプラン単体では21円/30秒)になるもの。午前1時〜午後9時のソフトバンク同士の通話は、従来通り無料となる。

 孫CEOは、「Wホワイトでは、他社へ頻繁に通話するユーザーにもお得な料金プランとなるはず」と説明している。開始予定は3月1日で、既存ユーザーは先行して2月21日から受付を開始する。

 最後にAppleが1月9日に発表した「iPhone」については、「個人的には優れたプロダクトだと思う。日本の携帯電話は世界でトップクラスの製品やサービスを展開しており、当社としてはその中でさらに上位を目指すだけだ」とコメントした。

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