地図とオンラインOSの関係(前編):Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ(4/5 ページ)
公開された地図検索サービスAPIを利用し、派生となるコンテンツサービスを構築するサイトが増えている。MSのVirtual Earthは、Windows Live IDと連携するなどWindows Vistaとも親和性が高い。
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なおここでは、SetCenterAndZoomメソッドを使って表示したが、VEMapのコンストラクタ引数で、初期位置を設定することもできる。また、ナビゲートコントロールの表示の有無や、初期表示で航空写真を表示するといった設定も可能だ。このような各種の操作は、VEMapオブジェクトのメソッドを通じて行えるため、「Map Control Class Reference」を参照してほしい。
地図検索する
Virtual Earth Map Controlでは、緯度/経度で表示するだけでなく、検索機能もサポートされている。検索をするためには、FindLocationメソッドを用いる。
メソッドによる検索は非同期だ。つまりメソッドを呼び出すと、結果を待たずに次行の処理へと進む。このため、検索結果はメソッドの戻り値として得られるのではなく、コールバック関数の引数として得られる。
・FindLocationメソッド
見つかった場所は、地図の中央に表示される。幾つかの候補がある場合には、候補から選ぶためのポップアップが表示される。
選択候補を表示するポップアップは、ShowDisambiguationDialogメソッドをfalseとして呼び出しておくと、抑制することができる。またDisambiguationCallbackプロパティでコールバック関数を定義することで、表示をカスタマイズすることも可能だ。
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