MSとBest Buy、中小企業向けにオンライン事業支援サービス
Best Buyを経由すれば、Microsoft Office Liveを割り引き価格で利用でき、「Geek Squad」のサポートを受けられる。
米Microsoftと米Best Buyは2月21日、中小企業のサイト構築、インターネット販売やマーケティングを支援するサービス「Microsoft Office Live」で提携すると発表した。Best Buy提供のサブスクリプションカードを購入すれば、同サービスを1カ月分の料金で3カ月間利用できる。同カードはBest Buyの一部店舗、Best Buyが運営するサイトBest Buy for Business、または電話で購入可能。
また購入後は、Best Buy for Businessの技術者が、顧客の需要に合ったツールやソリューションを選択するのを手助けする。問題が発生すれば、サポート部隊のGeek Squadが24時間いつでも対応する。
いまや企業にとって、Webサイトの所有は必須となりつつあるが、中小企業ではなかなか手が回らないのが実情だ。調査会社IDCによると、2006年末時点で、米国内の従業員10人以下の企業680万社のうち、Webサイトを所有するのは420万社という。
Microsoft Office Liveは中小企業のビジネスを支援する、インターネットベースのソフトウェアおよびサービスで、無料の「Microsoft Office Live Basics」、有料の「Microsoft Office Live Essentials(月額19.95ドル)」と「Microsoft Office Live Premium(39.95ドル)」の3バージョンある。
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