「ハンコください」はもう古い！上司のOKを素早くGETする方法：【集中企画】エンタープライズコンテンツ管理・実践編（2/3 ページ）

企業内で公式な文書を発行する際に必ず必要なのが、承認のプロセスである。SharePoint Server 2007の承認ワークフローを用いて上長の承認フローをスムーズにし、業務のスピードアップを図ろう。

[ITmedia]

承認担当者のタスク

　承認ワークフローでは、承認担当者に承認を求めるメールが届く。承認担当者は、Outlook で受信したメッセージにある文書の名前をクリックする。

　Wordが起動して文書が開く。承認担当者のWordのドキュメント情報パネルには、承認を求めるワークフロータスクが表示されている。承認担当者は、文書を確認したのちに、このドキュメント情報パネルの「このタスクの編集」をクリックする。

　承認のためのダイアログボックスが開く。ここで必要に応じてコメントを入力し、「承認」または「却下」をクリックする。

　承認の操作は、SharePointの「ワークフローの状態」ページで行うことも可能だ。文書の内容をWordで確認したときに、ドキュメント情報パネルのワークフロータスクで承認し忘れたような場合、このページで承認すると良いだろう。文書の内容を再度確認したいときは、文書名をクリックすれば、Wordで文書を開くことができる。