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VeriSign、パスワード生成機能つき銀行カードを決済システムに導入
VeriSignがInnovative Card Technologiesと共同で、パスワード生成機能つきカードを利用した決済システムを発表した。
米VeriSignと米Innovative Card Technologiesは5月1日、ワンタイムパスワード(OTP)生成機能つきのカード「ICT DisplayCard」を利用した決済システムを発表した。
Innovative Card Technologiesが開発したICT DisplayCardは、クレジットカードや銀行のATMカードにOTP生成機能を搭載したもの。表面にデジタル表示窓がついており、カード裏面のボタンを押すと、使い捨てのパスワードが表示されるようになっている。
今回の発表は、VeriSignの決済システム「VeriSign Identity Protection」(VIP)とICT DisplayCardを組み合わせるというもの。この新システムでは、VIPを利用する金融機関やオンライン小売業者などは、ユーザーにICT DisplayCardを発行し、OTPを使った決済を利用できるようになる。VeriSignとInnovative Card Technologiesは、新システムにより、企業によるOTPの導入や活用がより簡単になるとしている。
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