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2007年の連休、Shareのノード数は13〜15万で推移
ネットエージェントによると、2007年のゴールデンウィーク中、多い日には1日で15万以上、Shareを起動しているPCが観測された。
ネットエージェントは5月11日、「Winny」に続き、ゴールデンウィーク中の「Share」のノード数(Shareを起動しているPCの台数)の調査結果を発表した。多い日には1日で15万以上が観測されたという。
Shareは、P2P型ファイル共有ソフトの一種。ネットエージェントでは、独自に開発した「Share調査システム」を用い、4月26日から5月7日にかけてのノード数の推移を調査した。
同社によると、前半の3連休(4月28日〜30日)のShareノード数は14万前後、後半の4連休(5月3日〜6日)では13万〜15万を推移した。最大値を記録したのは連休最終日の5月6日で、15万2360ノードに達したという。
Shareの場合はWinnyとは異なり、ノード情報の寿命が長い。発見されたノード数を集計すると、1日に約90万ノードが発見されるというが、その多くはIPアドレスが変更されていたり、Shareが起動されていない状態だという。Share調査システムでは、ファイル情報の更新日時をチェックし、その日にファイルをダウンロードしたものの数値を1日のノード数として集計した。
なお、同時期のWinnyのノード数は35万から50万超となり、2006年4月の観測開始以降最大値を記録している。
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