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ワークスAP、日本版401k運営会社とデータ連携を開始
ワークスアプリケーションズは、人事給与システム「COMPANY」に、確定拠出年金の手続きに掛かる負担を減らす機能を追加した。
ワークスアプリケーションズは6月6日、人事給与システム「COMPANY」に、確定拠出年金(日本版401k)の運営を簡略化する「企業年金ー外部連携機能」を6月4日から追加したことを発表した。データの連携は、確定拠出年金を運営する日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー(JTS&T)との間で行う。
企業年金ー外部連携機能は、COMPANYから確定拠出年金に加入している社員のデータを抜き出し、JIS&Tが規定する専用フォーマットでデータの生成を行うもの。企業が確定拠出年金制度を導入する際に必要となる拠出記録や運用指図の取りまとめを始め、JIS&Tから送られてくるデータの自動取り込みができるなど、レコードキーピング会社との間で起こる運営委託に関するやり取りの負担を減らすことができる。
ワークスアプリケーションズでは、今後も企業を取り巻く環境の変化に対応して、無償で製品機能を取り入れていくという。
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