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社外でもシンクライアントが利用可能に、フリービットがクオリカにサービス提供
フリービットは、USBメモリ接続するVPNサービスをクオリカのASP型シンクライアントサービスへ提供する。
フリービットは7月4日、USBメモリでVPNに接続できる「MyVPN USB ノード」を、クオリカのASP型シンクライアントサービス「QuaBiz」のラインアップとして提供すると発表した。日本HPがRCS(Remote Client Solution)検証センターへの導入を決めている。
MyVPN USBノードは、指紋認証機能付きUSBをPCに差し込むことでASPで提供されるフリービットのVPN接続が行えるもの。また、QuaBizは、日本HPのCCI(Consolidated Client Infrastructure)を利用して提供されるASP型のシンクライアントサービスとなる。
2社のサービスを組み合わせることで、外出先や家庭にある通常のPCをUSBメモリ1本でシンクライアント端末化することができ、社内のシンクライアント環境を社外でも利用できるようになる。
これにより専用のシンクライアント端末を導入・管理するためのコストを軽減できるほか、在宅勤務や社外での業務を安全に行うことができ、柔軟な勤務体系に導入や社員の生産性向上が期待されるという。また、サーバー環境のリモートメンテナンスやオンライン決済アプリケーションでの利用なども可能になる。
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