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「ThunderbirdスピンオフはGoogleと無関係」、ベイカーCEOが噂を否定
「Thunderbirdのスピンオフ計画はGoogleの圧力によるものでは」という憶測を、Mozilla CorporationのCEOが否定した。
Mozilla FoundationがThunderbirdのスピンオフを考えているのは、Googleとは何の関連もない――Mozilla Corporationのミッチェル・ベイカーCEOがネットに流れる噂を否定した。
先週、ベイカー氏がThunderbirdをスピンオフする計画を明らかにして以来、この決定はGoogleの圧力によるものではないかとの憶測が流れていた。「Mozilla Corporationに検索広告収入を提供しているGoogleが、ThunderbirdがGmailと競合することを望んでいないからではないか」と一部のネットユーザーは噂していた。
だがベイカー氏は自身のブログで、この件はGoogleとは関係ないと明言。「われわれはGoogleにThunderbirdの製品計画や売上高、Gmailの製品計画と売上高について聞いていない」「Googleの意見は聞いていない」と述べ、Gmailの計画は今回の決定とは無関係だとしている。
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