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AT&T、携帯通信事業のCEOが退任
AT&T Mobilityのスタン・シグマン社長兼CEOが退任。後任は、iPhone導入の取り組みなどを率いたCingularの元COO、ラルフ・デ・ラ・ベガ氏。
米AT&Tは10月11日、携帯通信事業AT&T Mobilityのスタン・シグマン社長兼CEOが同日付で退任すると発表した。後任には、同社のリージョナルテレコム&エンターテインメント部門社長のラルフ・デ・ラ・ベガ氏が就任、シグマン氏は年末まで引き継ぎなどを行う。
シグマン氏は、同社で42年を過ごしたベテラン。AT&Tのランドール・スティーブンソン会長兼CEOは、同氏を「業界でも最も突出し、熟達したリーダーの1人」と評した。
後任のデ・ラ・ベガ氏は、2004年から2006年までCingular Wirelessの最高執行責任者(COO)を務め、CingularとAT&T Wirelessの合併や、その後のiPhone導入の取り組みなどを率いた経歴を持つ。
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