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日立、BladeSymphonyに最新クアッドコア採用モデルなどを追加
日立製作所は、「BladeSymphony」のハイエンドモデルと小型高集積モデルに、クアッドコア インテル Xeon プロセッサ5400番台およびデュアルコア インテル Xeon 5200番台を搭載できるブレードサーバを追加した。
日立製作所は11月13日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のハイエンドモデル「BS1000」と小型高集積モデル「BS320」に、クアッドコア インテル Xeon プロセッサ5400番台およびデュアルコア インテル Xeon 5200番台を搭載できるブレードサーバを追加したと発表した。
両製品は、クアッドコア インテル Xeon プロセッサ5400番台を最大2個(最大8コア)、またはデュアルコア インテル Xeon 5200番台を最大2個(最大4コア)搭載できるブレードサーバ。インテル Xeon X5355搭載およびインテル Xeon X5450搭載のブレードサーバに比べて、処理性能がそれぞれ最大約1.3倍に向上した。ブレードサーバ当たりの最大ディスク容量はBS1000では588Gバイト、S320では294Gバイトとなった。
価格は「BS1000用 x86サーバブレード」が59万8500円から、「BS320用 x86サーバブレード」が21万5250円から。BS1000用は12月28日、BS320用は12月17日に発売する。
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