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NTTドコモ、NECのWebSAMでiモードシステムのDR対応を強化
NTTドコモは、NECのWebSAMでiモードのゲートウェイシステム「CiRCUS」のディザスタリカバリ対応を強化した。
日本電気は11月22日、NTTドコモがiモードゲートウェイシステム「CiRCUS」のディザスタリカバリ(DR)対応をNECの運用監視ミドルウェア「WebSAM」の障害監視機能によって強化したと発表した。
CiRCUSは、2003年2月にNECとNTTデータが開発。NECは、WebSAMを用いたシステム基盤の構築と運用監視などのアプリケーション開発を担当した。現在では4700万人以上のiモードユーザーからの毎秒数万トランザクションを処理する、ミッションクリティカルなシステムとなっている。
NTTドコモは、2003年12月にバックアップセンターを構築するなどDR対応を図っているが、さらにWebSAMの監視機能とメインセンター/バックアップセンター間のシステム連携機能を強化した。これにより、トランザクションデータを維持しながら5分以内にセンター間を切り替えができるようになったとしている。
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