NECが運用管理ミドルウェア「WebSAM」の機能を強化,パートナー制度も展開

【国内記事】2002.4.04

 NEC(NECソリューションズ)は4月4日,統合運用管理ミドルウェア「WebSAM」の機能を拡張し,同日より販売を開始した。

 今回追加されたのは,iモード携帯電話端末から,ジョブ管理やエラージョブの検索といった運用管理を実現する「SystemScope/JobCenter」や,複数のシステムに対するシングルサインオン,アクセス制御を実現する「SECUREMASTER/DS」,サーバやネットワーク機器など,複数の設備資産の統合管理を実現する「ESMPRO/AssetManager」など。

 また,サービスを複数の地点からネットワーク経由でサービス監視を行う「WebSiteManager」では,マイクロソフトのIIS(Internet Information Server)を利用し,アクセス数やレスポンス時間などをリアルタイムに収集監視する機能が強化された。

 NECは合わせて,WebSAMと他社製ソフトウェアとの連携を強化するため「WebSAMパートナー制度」を開始。同社は既に日立製作所との間で,「JP1」との連携について提携を結んでいる。今後はこの制度を通じて,広くソフトウェアベンダーと協力し,WebSAM連携のための技術支援や共同検証,プロモーション推進といった活動を行っていくほか,認定制度も開始する。

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[ITmedia]