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無線LAN接続でバッテリを長持ちさせる:Windows Mobileスマートフォンを便利に
スマートフォンには、複数の無線ネットワークに対応する端末がある。今回は無線LAN機能の省電力機能を設定してみよう。
Windows Mobileスマートフォンには無線LANが搭載された端末もあり、外出中にアクセスポイントへ立ち寄って業務報告を入れたり、現場から写真を送信したりと、ビジネスに活用しているユーザーも多いだろう。だが、スマートフォンのような携帯端末では、消費電力量の大きな無線LANを動かすとバッテリーがみるみると減っていく。
今回は、無線LAN使用時の消費電力を減らす方法を紹介しよう。「スキャンインターバル」という値を調整して、無線LANの動作を最小限に抑えることで消費電力を抑えるというものだ。「スキャンインターバル」を調整するには Pocket の手を起動し「デバイス設定」をタップする(画像1)。
次に開いた画面の右下のメニューから、「内蔵デバイス」→「無線LAN」を選択し、スキャンインターバルの値を設定する(画像2)。設定が完了したら、左下のファイルメニューから「終了」を選択して再起動を行うと完了だ。
初代W-ZERO3(WS003SH)では、スキャンインターバルの値をデフォルトの「60」から「180」に変更すると、無線LAN使用時の駆動時間が約2時間から約3時間へ飛躍的に向上した。なお、このスキャンインターバルが設定できない端末もある。
作者:福島幹雄氏
携帯電話を中心とした無線通信分野のハードウェア、ソフトウェア開発を行うドルフィンシステム代表取締役。現職以前は、Linuxサーバの企画開発、W-CDMA/HSDPAの研究開発用測定器の開発プロジェクトにてマネジメントを経験。
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