アストミルコープは12月10日、日本語を話せるベトナム人IT技術者の紹介サービスを開始したと発表した。2010年までに300名以上を日本企業に派遣する。
ベトナムの上位大学出身で就労経験がある技術者を採用し、ベトナムに在駐する日本人エンジニアが技術用語や開発実務を教育。オフショア開発やベトナム現地法人設立を目指す企業向けに技術者を紹介する。受け入れ企業は、6カ月間の研修期間後に採用を決定できる。
技術者が不足している日本では、ベトナムへのオフショア開発(委託開発)が増えている。一方ベトナムでは「1000以上あるソフトウェア企業で日本企業と取引できるのは20社程度」(武田雄己彦代表取締役)。日本語に対応できるベトナム人技術者が少なく、人材の育成が課題となっている。
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