オープンソース・ジャパン(OSJ)は12月10日、同社が事務局を務めていたOSCARアライアンスを2008年2月をめどに解散することを明らかにした。
オープンソースのビジネス活用を促進する目的で2002年6月に任意団体として設立されたOSCARアライアンス。2004年4月にはNPO法人化し、企業や自治体を対象にオープンソースの活用を促進するための活動を展開していた。
ビジネス向けオープンソースアプリケーションのダウロード公開、海外からの講師を招請しての各種セミナーの開催、教育コース開催、アワードによる貢献者・企業の表彰など、多岐にわたって活動していたが、日本でもオープンソースの利用が一般的になってきた現状をかんがみて今回の判断を下した。
なお、これまでOSCARアライアンスのサイト上で公開していたアプリケーションは、OSJのWebサイトに移管、今後も継続して提供される。
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