ニュース
全国自治体が使う被災者支援システム、外字に対応
全国の自治体が使う「被災者支援システム」に、スカイコムの外字対応PDF閲覧ソフトウェアが提供される。外字を含む記載事項を正しい書体で表記できる。
スカイコムは12月11日、全国の地方自治体が利用できる「被災者支援システム」に、外字対応のPDF閲覧ソフトウェアを無償で提供したと発表した。
PCにあらかじめ登録されていない文字である外字の出力ができる同ソフトウェア「SkyPDF Viewer」により、被災者支援システムで氏名や申請書などを正しい書体で記載・出力できるようになる。
阪神・淡路大震災で被害を受けた兵庫県西宮市は、直後から被災者支援システムを構築し、被災者台帳の作成や被災者証明書の発行や避難所の管理などをしてきた。
システムを汎用化し、どの自治体でも利用できるようになったが、台帳などをPDF出力する際に外字を表示できないことが課題となっていた。
関連記事
- Vista新文字に対応、SkyPDF最新版
スカイコムは、文字コード規格「JIS2004」を採用するWindows VistaでもPDFを高速作成できる新製品を提供開始した。 - スカイコム、高速PDF変換サービスをSaaSで提供
スカイコムは、高速にPDFを作成できるSaaS型アプリケーションを、セールスフォース・ドットコムのオンデマンドプラットフォームから配信するサービスを開始した。 - アクシスソフト、西宮市に「Biz/Browser」を導入
アクシスソフトは、西宮市の保険料徴収事務システムに業務用Webブラウザ「Biz/Browser」およびWeb帳票印刷ツール「PrintStream Core」を導入したことを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.