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国内仮想化ソフト市場、成長率は年40%
IDC Japanによると、国内仮想化ソフトウェアの市場規模は2006年から2011年までに年間平均39.8%で成長し、2011年には311億8100万円の市場規模に達する。
IDC Japanは12月12日、国内仮想化ソフトウェア市場規模予測を発表した。2006年の国内の市場規模は前年比64.9%増の58億3000万円。2006年から2011年までの年間平均成長率(CAGR)は39.8%に上ると見込んでいる。2011年には311億8100万円の市場規模になるという。
仮想化ソフトウェア市場は欧米で成長を続ける。国内でもユーザーの注目は集まるものの、開発テスト環境での導入にとどまる傾向にある。2006年になりコスト効果が実証された事例が挙がり、テストを終えたユーザーが本番環境に導入し始めたことで、市場が拡大した。
ソフトウェア/ITサービスグループの出井和之ディレクターは「ビジネスのスケーラビリティに見合ったソリューションと経験のあるベンダーを選ぶべき」と話している。
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