楽天は12月18日、楽天会員向けの専用ページ「my Rakuten」をカスタマイズ可能な「my Rakuten BETA」にリニューアルしたと発表した。システムの開発には、プログラミング言語のRubyとWebアプリケーションの開発フレームワークRuby on Railsを用いた。
my Rakuten BETAは、ランキング情報やオークション情報など楽天グループが提供する117種類のサービスメニューからコンテンツを選択して、マイページ上に自由に配置できるポータルサービス。これまでユーザーはページを編集できなかったが、ドラッグアンドドロップなどの簡単なマウス操作でページをカスタマイズできるようになった。
RubyとRuby on Railsの採用により、JavaやPHPを用いた開発に比べ、工数を約3割削減した。
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